やりがいと大変な部分は
ケアハウスのやりがい
ケアハウスの仕事内容は幅広く、対象の高齢者の方々は年齢層がバラバラであるため、人と接することが好きな人にとっては多くの経験が得られるやりがいの大きな仕事です。特にレクリエーションは入居者と密接な交流できる貴重な時間となり、この仕事の面白さを感じることができるでしょう。また、介護の仕事特有のやりがいとして、直接感謝の言葉をもらえる嬉しさがあります。普段から入居者といい関係を築けているからこそ、「ありがとう」と感謝の言葉をもらうことができるのです。そういった言葉は気持ちが嬉しくなると同時に仕事に対する達成感や満足感を得ることができ、仕事を続けていく糧となるでしょう。
また、介護型ケアハウスは日常的に介護業務が発生するので働きながらスキルアップを図ることができます。介護業務自体は比較的簡単なほうなので、初めて介護業界にチャレンジする人でも取り組みやすく、これからステップアップをしていきたい人におすすめです。
大変なこと
ケアハウスで働くにあたって大変なところは、入居者の年齢層がバラバラのため幅広い年齢層の方とコミュニケーションを上手にとる必要がある点です。人間関係は徐々に構築していくものですが、やはりどうしても苦手な人はいます。また、ケアハウスは24時間稼働しているため夜勤が発生します。そのため体力的な不安がある人にとっては夜勤の存在がネックになるかもしれません。自分は夜勤に耐えられるかどうか、難しい場合は日勤のみで働くことは可能かを事前に確認しておく必要があります。
また、人手不足のケアハウスで働くことになると、1人当たりの業務量が多くなり負担が大きくなります。その分様々な業務に携わることができますが、あまりに多忙すぎる職場だと長続きしません。そのため、転職時は職場見学などで様子をみておく必要があります。
ケアハウス特有の仕事
特に一般型ケアハウスの場合は介護を必要としない人がほとんどです。そのため、介護スキルを活かしたいという人にとってはあまりやりがいを感じられないかもしれません。むしろ、入居者とのコミュニケーションやレクリエーションの実施が主な仕事となるため、そういったことに興味のある人のほうが向いています。また、入居者は意識がはっきりしている人がほとんどで、それぞれに異なる価値観を持っています。そのため、入居者間でトラブルが発生することもあります。喧嘩をしている入居者の間に入って仲裁をする場面もあるでしょう。
